1.[ロウ]を得て蜀を望む。
[隴] 西の隴(今の甘粛省)の地方を平定し、さらに南の蜀(今の四川省)まで手に入れようとする。人の欲にはきりのないことのたとえ。▽「望蜀」とも。
2.大旱の[ウンゲイ]を望むがごとし。
[雲霓] 「大旱」はひどい日照り、「雲霓」は雲と虹。ひどい日照りのときに雨の前兆である雲や虹を心待ちにする意から。切々と待ち望むことのたとえ。
3.藁にも[スガ]る思い。
[縋、攀]
4.一髪[センキン]を引く。
[千鈞] 千鈞の重さの物を一本の髪の毛で引っ張る。非常にむりなこと。
5.[アザミ]の花も人盛り。
[薊] 不器量な女性でも、年ごろになると、それなりの魅力が出てくるということ。
2012年1月2日月曜日
H23/11/23 H23-2
1.[ガイサイ]の怨み。
[睚眥] ちょっとにらまれたくらいのうらみ。わずかなうらみ。
2.[テンダイ]の筆。
[椽大] たるきのように大きい筆。転じて、立派な大文章の美称。
3.修身[セイカ]治国平天下。
[斉家] 天下を治めるには、まず自分の身を修め、次に家庭を平和にし、次に国を治め、次に天下を治める順序に従わなければならない。
4.三界の火宅、[シク]の露地。
[四衢]=四方に通ずる道路。よつつじ。
5.[レイスイ]の交わり。
[醴水] 甘酒のような交わりと、水のような交わり。君子の交わりは水のように淡白であるが、いつまでも変わることがなく、小人の交わりは甘酒のように甘く濃厚であるがすぐ飽きてしまうということ。
[睚眥] ちょっとにらまれたくらいのうらみ。わずかなうらみ。
2.[テンダイ]の筆。
[椽大] たるきのように大きい筆。転じて、立派な大文章の美称。
3.修身[セイカ]治国平天下。
[斉家] 天下を治めるには、まず自分の身を修め、次に家庭を平和にし、次に国を治め、次に天下を治める順序に従わなければならない。
4.三界の火宅、[シク]の露地。
[四衢]=四方に通ずる道路。よつつじ。
5.[レイスイ]の交わり。
[醴水] 甘酒のような交わりと、水のような交わり。君子の交わりは水のように淡白であるが、いつまでも変わることがなく、小人の交わりは甘酒のように甘く濃厚であるがすぐ飽きてしまうということ。
H23/11/3 H23-2
1.[カンバツ]に飢饉なし。
[旱魃、干魃] 日照りの続く年は飢饉が心配されるが、雨の続く年に比べれば意外に収穫が多いものだということ。
2.人の[ゴボウ]で法事する。
[牛蒡] 他人のものを利用して、自分の義理を済ませるたとえ。
3.渡り[ヒヨドリ]戻り鶫(つぐみ)。
[鵯] 世の中には、さまざまの動きがあるということ。
4.同じ穴の[ムジナ]。
[狢、貉]
5.[フユウ]の一期。
[蜉蝣]=朝生まれて夕方には死んでしまうカゲロウのこと。
人の一生が短くはかないことのたとえ。
[旱魃、干魃] 日照りの続く年は飢饉が心配されるが、雨の続く年に比べれば意外に収穫が多いものだということ。
2.人の[ゴボウ]で法事する。
[牛蒡] 他人のものを利用して、自分の義理を済ませるたとえ。
3.渡り[ヒヨドリ]戻り鶫(つぐみ)。
[鵯] 世の中には、さまざまの動きがあるということ。
4.同じ穴の[ムジナ]。
[狢、貉]
5.[フユウ]の一期。
[蜉蝣]=朝生まれて夕方には死んでしまうカゲロウのこと。
人の一生が短くはかないことのたとえ。
H23/10/20 H22-1
1.凱風南よりして彼の[キョクシン]を吹く。
[棘心] 「凱風」は、やわらかな南風で母の慈愛を表し、「棘心」は、とげのあるいばらの木の芽生えで、手のかかる子を表す。
母の愛情で子はすくすくと育つが、そのため母親はいろいろ苦労するというたとえ。
2.焼け野の[キギス]夜の鶴。
[雉子、雉] 雉(きじ)は巣のある野原を焼かれると、危険をかえりみず子を救おうとし、鶴は寒い夜、自分の羽で子を覆ってあたためる。親が子を思う深い愛情のたとえ。
3.普天の下、[ソット]の浜(ひん)。
[率土]=(ソツドとも)地の続く限り。国のはて。
天があまねくおおう所と、地の続く果て。
4.千金の裘は一狐の[エキ]に非ず。
[腋、掖] 高価な皮衣は一匹のキツネのわき毛だけでは作れない。国を治めるには、多くの人材の力によらなければ成し遂げられないというたとえ。
5.[ソウリン] 実ちて礼節を知る。
[倉廩]=米穀をたくわえるところ。
経済的に生活が安定して、はじめて礼儀や節度の重んずべきを知る。衣食足りて礼節を知る。
[棘心] 「凱風」は、やわらかな南風で母の慈愛を表し、「棘心」は、とげのあるいばらの木の芽生えで、手のかかる子を表す。
母の愛情で子はすくすくと育つが、そのため母親はいろいろ苦労するというたとえ。
2.焼け野の[キギス]夜の鶴。
[雉子、雉] 雉(きじ)は巣のある野原を焼かれると、危険をかえりみず子を救おうとし、鶴は寒い夜、自分の羽で子を覆ってあたためる。親が子を思う深い愛情のたとえ。
3.普天の下、[ソット]の浜(ひん)。
[率土]=(ソツドとも)地の続く限り。国のはて。
天があまねくおおう所と、地の続く果て。
4.千金の裘は一狐の[エキ]に非ず。
[腋、掖] 高価な皮衣は一匹のキツネのわき毛だけでは作れない。国を治めるには、多くの人材の力によらなければ成し遂げられないというたとえ。
5.[ソウリン] 実ちて礼節を知る。
[倉廩]=米穀をたくわえるところ。
経済的に生活が安定して、はじめて礼儀や節度の重んずべきを知る。衣食足りて礼節を知る。
H23/10/3 H22-1
1.[ネイゲン]は忠に似たり。
[佞言]=へつらいの言葉。
2.[テイヨウ] 藩(まがき)に触る
[羝羊]=雄の羊。⇒身動きがとれず、ぬきさしならぬ羽目になるたとえ。
3.朝菌は晦朔(かいさく)を知らず、[ケイコ]は春秋を知らず。
[蟪蛄]=夏蝉(なつぜみ)。短命のたとえとする。
⇒朝菌は晦朔を知らず=朝菌(朝生えて晩には枯れるという菌(きのこ))は晦(つごもり)と朔(ついたち)を知らないの意で、狭小の境遇にある者は広大な物事を理解できないことにたとえる。また、寿命の短いこと、はかないことにたとえる。
4.[サカネ]じを食わせる。
[逆棙(捻)]=相手の非難や抗議に対して、逆になじりかえす。
※「棙」に代えて「捩」はどうか。検定では許容字体としているが(多分JIS第2水準なので)、漢和辞典には出てこない。これは、旧字体の「戾」を新字体の「戻」に略した方法を適用してJIS漢字としただけで、異体字とも言えない字体ではないだろうか。
5.[イッチュウ]を輸(ゆ)す。
[一籌]=(「籌」は勝負の点数をかぞえる竹の棒) 一つのかずとり。
⇒(「輸」は負ける意。) やや劣る。ひけをとる。
[佞言]=へつらいの言葉。
2.[テイヨウ] 藩(まがき)に触る
[羝羊]=雄の羊。⇒身動きがとれず、ぬきさしならぬ羽目になるたとえ。
3.朝菌は晦朔(かいさく)を知らず、[ケイコ]は春秋を知らず。
[蟪蛄]=夏蝉(なつぜみ)。短命のたとえとする。
⇒朝菌は晦朔を知らず=朝菌(朝生えて晩には枯れるという菌(きのこ))は晦(つごもり)と朔(ついたち)を知らないの意で、狭小の境遇にある者は広大な物事を理解できないことにたとえる。また、寿命の短いこと、はかないことにたとえる。
4.[サカネ]じを食わせる。
[逆棙(捻)]=相手の非難や抗議に対して、逆になじりかえす。
※「棙」に代えて「捩」はどうか。検定では許容字体としているが(多分JIS第2水準なので)、漢和辞典には出てこない。これは、旧字体の「戾」を新字体の「戻」に略した方法を適用してJIS漢字としただけで、異体字とも言えない字体ではないだろうか。
5.[イッチュウ]を輸(ゆ)す。
[一籌]=(「籌」は勝負の点数をかぞえる竹の棒) 一つのかずとり。
⇒(「輸」は負ける意。) やや劣る。ひけをとる。
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